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パーソナルカラー診断 とはその人の独自の特徴を見極めること

パーソナルカラー 診断中風景

 

パーソナルカラー はSNSを通じて広く知られるようになり、

 

若い人を中心に「イエベ」・「ブルベ」といった知識も定着してきたように感じます。

 

パーソナルカラー は本当に『パーソナル』なもので、その人独自の特徴があります。

 

人によっては極端に黄み/青みが強くなければどんな色も幅広く似合う人もいます。

 

その場合は他の属性、明るさが大切だったり、あるいは濁りのないクリアな色という要素が大切であったりします。

 

 

分類=枠にはめてしまうと必ずそのどれにも当てはまらなくなる人も出てきます。

 

そんな人がいくつものサロンをはしごする『パーソナルカラー難民』となってしまうのでしょう。

 

 

                               <パーソナルカラー診断の4つの属性>

                               

                               ①色相(ベース)     イエロー 〜 ブルー

                               ②明度(明るさ)     明るい 〜 暗い

                               ③彩度(鮮やか)     鮮やか 〜 穏やか

                               ④清濁(質感に関わる)  クリア 〜 マット

 

 

 

色相(イエベ/ブルベ)1つをとっても、

 

a かなりのイエベ

b イエベ

c ややイエベ

d ニュートラル

e ややブルベ

f ブルベ

g かなりのブルベ

 

など、人によってその度合いが違います。

 

 

明るさも鮮やかさもどの程度が最適は人それぞれなので分類したらキリがありません。

 

 

パーソナルカラーリストが正確にその人にとって最適な4つの属性を見極めた結果を

お客様にわかりやすくお伝えするために分類するというのが本来のパーソナルカラー 診断と言えます。

 

 

1番多く残るシーズンがその人のパーソナルカラー というやり方はドレープ(色布)の属性によってブレが生じます。

 

ドレープのどの属性その人のどの部分をよく見せているのかを捉える診断は根拠がしっかりしているので迷いが無いです。

 

ドレープの数、あるいは分類が多ければより正確な診断ができるというものではないということも言えると思います。

 

色彩学を基盤にした色の属性による診断は簡易診断でない限りどのような分類でも診断結果の大筋は同じになるはずです。

 

 

例えば 

 

①少しイエローベース寄り ②明るめ(中明度〜高明度)③やや鮮やか(彩度高め) ④クリアな色(清色)という場合、

 

4シーズンなら『スプリング』

15分類なら『ニュートラルブライト』

16分類なら『ブライトスプリング』  となります。 

 

 

お客様はスプリングの色見本帳をお持ち帰りになります。「この色たちが私のパーソナルカラー だ。」と。

本当はもっと似合う色が他のグループにあるのに…。

 

属性で診断すると、その中の黄みのしっかりした黄色よりもウインター(冬)のレモンイエローの方が似合うとなります。

なぜなら属性で大切にする順番があるからです。

 

 この人のパーソナルカラー の特徴は

 

①のブルベ/イエベといったベースよりも

②明るく③鮮やかで④クリア(澄んだ色)な色だからです。

 

ウインター(冬)の中にある黄色の方がその条件を満たして1番似合っている黄色なのです。

 

 

Mai★Colorのオリジナルカルテには属性の詳しい分析結果が載っています。

 

それを見ていただくと色見本帳にシールを貼った色の理由がわかると思います。

(ベストカラー診断に付く布製の色見本帳)

 

 

 

私の目指すパーソナルカラー 診断はパーソナルカラー リストがしっかりとした根拠を元にお客様の『なりたい』を叶え、

 

自信を持って前に進むことができるようにして差し上げる、診断をした人、された人が心から喜びを感じられる診断です。

 

 

パーソナルカラー 診断とは分類に縛られて自由に色が楽しめなくなるものではありません。

 

しっかりと細密に分析すればその人の何を1番大事にしなければいけないかがわかります。

 

そこさえ押さえていれば、あとはその日の気分や場面に合わせてお客様の『なりたい自分』を演出していただけます。

 

 

 

先ほどのスプリングの方も仕事でクールでシャープな印象をつけたい時は…

 

明るめの濁りのない紺のスーツにシャープな印象をつけるコントラスト配色で真っ白なシャツを着る。

(ニュートラル寄りなので多分大丈夫ですが、少し顔色が悪くなったらコーラルピンクのチークで血色感を出して)

 

きっと難しい商談でも自信を持って臨んでいただけるのではないでしょうか。

 

 

分類ありきではなく、属性の分析による結果をわかりやすく落とし込んだものが分類となるべきだと考えています。